【この記事を書いている人】
・R3年保育士試験に合格
・R3年前期に8科目合格、R3年後期に「社会福祉」合格した。
・8科目合格時は約2ヶ月の間に過去問をひたすら解く勉強法で対応した。
・実は10年前にも保育士試験を受験し、某通信教育で勉強したこともある。
保育士試験は過去問のみで合格できるのでしょうか?

私は可能だと思っています!
私が8科目合格した時にテキストと過去問を購入したのですが、過去問をひたすら解く勉強法で対応し、テキストはほとんど使いませんでした。
「社会福祉」のみ落としてR3年の後期に受験したのですが、その時も過去問のみで対応しました。
実は私は10年前にも保育士試験を受験し、実技で数点足りず落とすという残念なことをしています。
その時は某通信教育で保育士試験の勉強をしていました。






過去問だけでいいなら本当にテキストは必要ないでしょうか?
テキストは必要な場合もあると思いましたが私はほとんど使いませんでしたね…。
ここでは過去の勉強法と比較しながらなぜ過去問のみで保育士試験対策が可能と感じたかを書いていきます。
保育士試験の合格率はどのくらい?
保育士試験の合格率は2割ほどと言われています。
その中でも一発合格する人は4〜5%ほどです。
なぜこんなに合格率が低いかというと、保育士試験の科目数が9科目と多いからです。
その9科目全てに合格しないと実技試験には進めません。
しかし問題自体に難問がある訳ではなく、過去問を解いていれば対応できる問題が多いのも保育士試験の特徴です。
さらに科目ごとに6割正解で合格なので、20問中8問、10問中4問間違えても合格できます。
それでも中には過去の私のように通信教育でしっかり対策したのに落ちる人も多いのです。
保育士試験合格のポイントは過去問にあり?
では何が保育士試験に合格するポイントになるのでしょうか?
それは「過去問を解けるようになっていること」これに尽きると思います。
なぜかというと、保育士試験の出題方法に慣れるには過去問を解くのが手っ取り早いからです。
保育士試験の問題の中には、「のみ」「すべて」という言葉などを含む引っかけ問題も多く出題されます。
なので通信教育で深く理解していても、その出題方式に惑わされることがあります。
いくら「保育士の知識を得る学び」をしていても、あれ?これ「のみ」って書いてあるけれど、どっちだったか…と迷いが生じてしまうことがあるのですよね。
保育士試験を突破するには過去問に慣れて引っかけ問題に惑わされないこともポイントになってきます。






過去問から出題されていると試験中に思ったことは何度もありました。過去問を解かずして合格はありませんでした!
保育士試験はマークシート式で問題は全て5択です。






その試験方式に慣れるのがポイントです!
過去問に慣れておかないと試験中1問1問に時間がかかってしまって問題を解く時間が足りなくなる可能性もあります。
保育士試験受験にはテクニックも必要になってくるので、それは過去問を解かないと身につきません。
ですので以下のことは絶対に避けなければなりません。






これ、実は過去の私がやってしまったことなのです…。それは後ほどお話ししたいと思います。
私が実際に行った保育士試験の勉強法
実は私は10年前に保育士試験合格を目指し断念しています。
それからどうしても保育士資格が欲しいと思ったR3年度に、やはり保育士試験を受けようと決めました。
過去の経験から問題集は新しいのがいいと感じていたので、R3年度の試験に対応できる過去問をフリマサイトで購入しました。






保育士試験は関連する法改正に対応していかないといけないので、問題集は受験する年度のものを購入しましょう。
しかし一緒に購入したテキストは2年古いものでした。セット購入で安くなっていたので購入しましたが、テキストはほとんど使わなかったので私の場合は大丈夫でした。






問題集を解いて分からない箇所をテキストで確認する程度でしたが、問題集にも解説がしっかり載っているので、それを確認するだけでも対応できました。
私が使った問題集は400ページほどで見開きの左ページに問題2問(たまに1問)、右ページに解説が載っているタイプでした。
なので実際に解いた問題は400問程度です。
9科目あったので1科目で44問程度解いたことになります。






これを3回通りは解くことをおすすめします!
私は逆算して以下のように自分のペース配分を決めました。
私の場合、自分の子どもが幼稚園の年少クラスに入園する時期だったので入園準備が重なりました。
ミシンで作るものが多く準備に時間が必要でした。
なので私は保育士試験の2ヶ月ほど前から上記の計画で学習を進めました。






保育士試験を受験される方はお仕事中、育児中の方も多いと思います!日々の中で保育士試験の勉強時間を作り出すのも大変ですよね…。
私は本当に時短学習を目指したので、子どもが寝た後に3時間ほどは確保して学習するようにしていました。
40問解いてから寝ようと思うと夜中になってしまうこともありました。
それに予定通りにはいかないこともあり、体調不良などでできない日もありました。
しかしそうすると40問が次の日に重くのしかかるので何日もできない日を作る訳にはいかないのです…。






具体的に1日何問解けばゴールが見える!と目標を明確にしておくのがよかったです♪
私の場合は2月は試験勉強、3月はミシンがけをして余裕ができたら保育士試験継続という計画でした。
私が学習で意識した点は以下の点です。
1.まず1通りサラッと解く。分からないところは印をつけてサッと飛ばす。
2.1で正解できた問題は解かない。分からなかったところを解説を読みながら解く。
3.2で分からなかったところを解く。解説を読んで分からなかったらテキストを確認したりネットで調べたりする。
4.3で分からなかったところを再び解く。
余談ですがこれは私が中学の頃に学習塾で習った勉強法です。
私は要領がいいほうではないので、中学の塾でこの方法を教わった時に目から鱗が出そうでした。
まず分厚い問題集を8冊ほど積まされて、これを君たちは夏休みで全て網羅するのだ!と先生に言われました。は?これを1ヶ月で?!無理だーーーー(TT)と思っていたら上記の方法でやるように先生から指示がありました。
とにかくやってみるものです。
朝から晩まで勉強する日々でしたが、勉強が苦手だった私でもこの方法なら行き詰まることも少なく(完全に分かるところとすぐ分からない箇所は飛ばす!を徹底)、効率の良い勉強法だと体感できました!
塾ってこうした勉強法を学ぶ場なんだなと感じました…とだいぶ余談でしたが、この勉強法は本当に効率がいいので時短勉強を目指す方におすすめです♪
保育士試験に過去問だけで対応しない方がいい場合は?
上記の勉強法をおすすめする私ですが、実は10年ほど前には通信教育で保育士の学びに力を入れた結果なかなか筆記試験に合格できなかった過去があります。
しかし過去の私のように保育を学びたいという想いの方には逆に問題集中心の学習はおすすめしません。
過去問はあくまで試験対策と考えて割り切って学習しておく方がいいと思います。
とにかく保育士にならないと保育士を名乗れないですし、保育士になるのを10年も保留にしてしまった私だから想うこともあります。
保育士を名乗れるのは養成校を出るか保育士試験に合格するのみ
また余談ですが、私は幼少期から幼稚園の先生や保育士になることが夢でした。
幼稚園の年少の時の担任の先生が大好きでこんな人になりたいと思ったのがその夢のきっかけです。
だから10年前はとにかく保育士の知識を身につけたかったのです。
当時の私は保育実習にも行かず試験に受かったからといって保育士を名乗るなんて恐れ多いと思っていました。本当に憧れの仕事だったので中学校の頃に行った職場体験はもちろん保育園でした。
そして保育士試験を受ける前に近所の保育園に事情をお話しして、自主的に保育実習させていただいたほど保育士をリスペクトしています。
今思うと保育士試験は、養成学校を出たら保育士になれるのとは違って、2割ほどの合格率の狭き門を通らなければならないので大変です。
ですが当時の私は、先生の講義を聞いたり実習に行ける養成校で学び保育士になる方がいいと感じていました。
そのような気持ちで保育士試験を受けてみて反省したのが、保育士試験に合格しないと保育士としては働けないのだから、とにかく保育士試験合格を目指す勉強法を目指そう!ということです。
当たり前のことですが、保育士養成校に通えないのであれば保育士試験に合格しない限り保育士を名乗れないのです…。
いくら保育士への思い入れがあっても過去の私のように保育士になれないと保育士の仕事はできませんよね。






限られた時間の中で自分がどれくらい学習時間を確保できるかを考えて、自分に合った試験対策をしましょう。
保育士試験は過去問のみで受かる?テキストは必要?のまとめ
私がおすすめする保育士試験の合格のポイントは過去問を3回通りは解くという方法です。
過去問を解くのに使える時間を逆算して余裕があればテキストを読むくらいのつもりで学習するのがおすすめです。
それは保育士試験の問題形式に慣れないと、いくら保育士の知識を得ても合格できない場合もあるからです。
テキストを読んで過去問を解くのが理想ですが、その時間が自分にあるのか?をまずは考えて保育士試験合格への計画を立てましょう。
私は過去問を解いたことで、試験中に何度もあの時解いた問題だと安心しました。
過去問を解くことが保育士試験の合格への近道です。






私は保育士試験を受けるみなさんを応援しています!
それでも私は「社会福祉」だけは上記の対策では不十分だと感じました。ある学習方法を組み合わせる必要性を感じました!
それについても書いているのでよかったらこちらもご覧くださいね♪
初めて保育士試験の受験を考えている方へ






なんでもそうですが初めては不安ですよね…。
独学で本当に大丈夫かな?と思う気持ちが少しでもあったら、通信教育も視野に入れて比較してみるのもいいですよ!
このヒューマンアカデミーの保育士受験講座をちょっと見てみたら、一般教育訓練給付制度対象講座なんですね。
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あとこれ、私が今回の保育士試験で活用してよかったeラーニングがついている!






これいいなぁと思いました!
ちなみに私は大学卒業後はユーキャンの通信教育から始めました。
私がユーキャンで勉強したあの頃の通信教育とはちょっと違うぞ?!と思いましたね!!!eラーニングおすすめです。
その他にも初めては分からないことだらけで不安ですよね。
ここに保育士試験についても書いてあるのでよかったら確認してみてくださいね。
保育士試験の勉強を始める前は、自分に合った学習ツールを見極めるのも大切です。
ヒューマンアカデミーの資料請求は2つまでということなので、せっかくなら個人的には「eラーニングで保育士合格を目指せるチャイルドマインダー」とも比較してみたいです。
私も保育士試験を受ける前は色々と資料請求して比較した覚えがあります。
どうしたら合格できるのか不安でしたね。
不安を解消するのってとにかく自分で確かめてみるしかないんですよね。
ヒューマンアカデミーに限らず他の通信教育ともぜひ比較してみてくださいね!
また書店に売られている対策本で学ぶのか通信教育で学ぶのかも悩みますよね。
それも含めて色々比較して自分に合う勉強法を見つけてみてくださいね^ ^




↑こちらは私がeラーニングを一押しする理由です!
よかったらこちらもご覧くださいね♪
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