【この記事を書いている人】
・R3年後期の保育士試験で「造形に関する技術」(以下「造形表現」とする。)を受験した。
・e-ラーニングやブログ、SNSなどから「造形表現」の塗り残しや下書きについて情報収集した。
・試験当日は時間配分を間違えて塗り残さないように必死だった。
・思ったより点数は低め(50点満点中36点)だったので反省点を考察した。
保育士試験の実技試験「造形表現」では塗り残しがあっても大丈夫でしょうか?

結論から言うと、塗り残しはしない方がいいです!
なぜなら保育士試験「造形表現」の問題文の中に「枠内全体を色鉛筆で着彩すること」という表現が含まれているからです。
ですので余白を残さずに塗るのがポイントになります!
ここでは余白を残さずに塗る為に2つの方法を試した結果、どちらがよかったのかご紹介します。
また良い下書きの仕方はあるのでしょうか?私が実践した方法もここではご紹介します。
さらに私は試験の時間配分を誤り、色塗りにかける時間が少なくなってしまったのでその反省点も書きました。




「造形表現」の為に練習する時間があまり取れなかったので、私は短期集中型で練習しました!
保育士試験の実技まで時間があまりないけれど「造形技術」のポイントを押さえて練習したい方にもぜひご覧になって頂きたいと思います。
保育士試験の造形表現で塗り残しをなくす方法
保育士試験の「造形表現」では余白を残さず塗ることも加点のポイントになると思っておきましょう。
試験用紙はA4用紙です。その中の19㎝×19㎝枠内に塗り残しがないように絵を描くことがポイントになります。
ここでは2つ方法を実際に試した感想とおすすめをご紹介します。
黄色の色鉛筆で枠内全体を塗る
これは余白を残さない為の方法として紹介されていた方法です。
枠内をまずは全て黄色の色鉛筆で薄く塗ってしまえば塗り残しがないという方法だったので試してみました。
その結果、私はこの方法を採用しませんでした。その理由はこちらです。
・下書きに黄色の色鉛筆を使いたかった。
・全体を黄色で塗ってしまうとその上から他の色を塗りにくいと感じた。
・全体を黄色に塗る時間も結構かかると感じた。
塗り残しをなくす方法としていいなと思ったものの私は上記の点が気になりやめました。
塗る色を決めておく
次はあらかじめ塗る色を決めておく方法を試しました。




あらかじめ塗る色を決めるってどういうこと?
例えばこれは私が練習した一部ですが、このような感じで色を決めておきます。その際、服や背景の色など細かく決めておくと当日迷わずスピーディーに塗れます。




このように塗る色をあらかじめ決めておくといいと思います。




私はこのやり方の方がよかったです!!
どの色を塗ればいいのか大体決まっているので、迷うことなく時短に繋がります。
塗り残しをなくす直接的な方法ではないものの、「配色を考える」手間が省けるので塗り残しがないか注意する余裕ができました。
保育士試験の造形表現の練習ポイント
試験同様の模擬練習をするのに45分かかります。
私は何度も45分の練習をする時間が取れなかったので、以下の点を気をつけて45分の練習は2度だけしました。なるべく時短練習を目指しました。
1、まず人物を練習する。
2、次に背景を練習する。
3、45間で全体を描く練習をする。




模擬練習で45分以内に描いた絵が上記絵の一番下の粘土の絵です。45分は結構短いので時間配分が必要です。
このやり方はe-ラーニングの「言語表現」の解説に書いてあった方法です。
そして私は人物の練習では人物の設定を決めておくという意味で、息子、姪っ子、甥っ子と私をイメージして描きました。
これもネット上で見た情報で、キャラ設定しておくとどんな動作をするかイメージが湧きやすく描きやすかったです。
もちろんその時に服装の色なども決めておきます。




保育士試験の造形表現の下書きの仕方は?
これもe-ラーニングで学んだのですが、まず下書きは以下のように人物から練習しました。












・大人と子どもは何頭身くらいかを練習する。
・まず薄い色で輪郭と十字線を書いて、それから顔がどこを向いているのか分かるように描く練習をする。
・薄い色で体の節を意識して下書きし、それから身体の動きをつけていく練習をする。
余談ですが私は外出先でも保育士試験の勉強をしたかったので、まずe-ラーニングで学びました。
iPadで画面分割して左画面で「造形表現」の動画を見つつ、左画面で上記のように絵を描いて練習しました。




もちろん本番同様の紙で練習できるのが一番いいのですが、もし私のようにカフェなど外出先でも気軽に練習したい場合はe-ラーニングでの学習もおすすめです♪
このようにして一度下書きの仕方を覚えたら、人物がとても描きやすくなりました!
次に紙に練習してみました。








下書きは何色がいいのか?と試行錯誤した結果はこちら!
下書きは黄色で描きました。上記で練習した通り関節や顔の向きなど意識して描き、それから輪郭を黒か茶色で描きました。
まず黄色で輪郭を描いて色を塗ってみたらぼやけすぎてしまい、後からまた黒か茶色でなぞる二度手間になってしまったのでやめました。
保育士試験の造形表現の反省点
保育士試験の「造形表現」は試験用紙が配布されてから45分以内に次のことをする必要があります。
1.問題文を読む。
2.その問題にあった絵の構成を考える。
3.下書きをする。
4.色塗りをする。
私は2で少し時間をかけ過ぎてしまいました。その結果、色を塗る時間があと10分しかなくなってしましました…。
色塗りは上記のように試行錯誤して練習したので、色を塗るペースはそれほど遅くなかったとは思いますが、10分で全体を塗るのはとても大変でした。
塗り残しはなかったはずですが、塗り方が雑になってしまったなという印象で終わりました。
ですので、どんな問題が出てきてもある程度対応できるようにしておくことが必要だと感じます。




保育士試験の造形は塗り残しがあっても大丈夫?下書きの仕方は?まとめ
保育士試験の「造形表現」では塗り残しはない方が良いです。
また下書きは黄色で大まかに書き、後から茶色や黒で輪郭を縁取ってから色を塗る方法がおすすめです。
またその他、以下を意識して練習すると良いと思います。
・どんな問題でも対応できるように色々なテーマに触れて構成をイメージできるようにしておく。
・人物と背景を別に練習する。
・室内と外どちらの背景も練習する。
・大体の色を決めておく。
・子ども3人と保育士1人のキャラクターを決めておく。(どんな動作をするかイメージが湧きやすい。)
また座っている動作は少し練習しましたが、e-ラーニングで関節を意識して練習したお陰でそれほど動作ごとに練習しなくても色々と描けるようになりました。
その点はあまり力を入れずにいても大丈夫だった点かなと思います。
とにかく時間配分が大事になってくるので、構成をさっとイメージし、下書きから色塗りの流れをスムーズに行えるよう練習しておきましょう。




他の記事で色鉛筆のおすすめについても書いているのでよかったらご覧くださいね♪




保育士試験を受験される皆さんを応援しています!!












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